私たちに何が出来るでしょうか
被災地では、現在もがれきや倒壊した建物が散乱するなか、復興作業が進められています。被災された方々の苦渋を前に、まず自ら行動すべきと火が付きました。病院の同僚、昭和大学の後輩たちにも協力を頂き、気が付けば被災された方々へのボランティア治療に突っ走り、メンタルケア、仮設風呂の設置などを目的として、東松島、石巻、福島に往診にも参りました。被災地支援はこれからも続きます。

プチ整形で「鼻を少しだけ高くしたい。」という要望にこたえ、年配の方には美容クリームを配り、自分で出来る美肌ケアの話をしました。「みんなが笑顔になってくれれば良い。怪我の治療だけでなく、心のケアをしていきたい。」という想いです。

身体を清潔にすることが精神的なケアにもつながります。避難所の生活でプライバシーがなく心身ともに不自由な生活をされている被災者の方の為に仮設風呂を設置しました。被災者の方が避難所から仮設住宅に移られた後もボランティアの方々に使って頂いています。